からくり訓蒙鑑草（松竹梅）復刻版　江戸時代のからくりを解説した本。江戸期の自転車とも言われる陸船車が紹介されている本として知られています。Ｂ６判表紙とも76ページ。会員の研究資料として、縮小サイズでごく少数印刷製本しました。各ページの絵は葉書サイズくらいですが、細部もよく分かります。資料として読みたい方向けです。初版享保15年（1730）発行。著者　多賀谷環中仙、絵師　川枝豊信、上巻（松）下巻（竹）（梅）の3巻を1冊に収録。当時のからくり28種を図入りで紹介。下巻はその解説。内容→錦龍水、陸船車、異龍竹、唐人笛吹からくり、いろは人形のからくり、太鼓のからくり、道成寺、小かぢのからくり、天鼓のからくり、人形吹矢をふくからくり、鳩鉢の子に入佛となるからくり、蟻通玉のからくり、茶釜の水茶となるからくり、水の中へ人形つかひながらはいる、玉子ひよこと成ひよこ鶏となる、ひよこ此籠へ入鶏となる、天神記僧正の車乃術、人形はなれて向へ行又はたらくからくり、人形犬に乗からくり、人形三味線ひくからくり、百挺からうすのからくり、人形人にかくさせ人形が占ふからくり、五寸の箱の中へ人形遣ながら入からくり、曲ごま、首引人形、人形文字書からくり、三本の扇の内人の取たるを占ふ、三段かへりかるわざ人形。送料８０円（発送は追跡システムのあるヤマトメール便です）　※本会発行の資料本は、会員の個人利用に限定した非売品ですが、必要とされる会員以外にも実費頒布しています。